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日記
2017.4.6

「 花を食べるタイの食文化 」

DACO連載 大地のめぐみ

お花

ここでは花も野菜のひとつ。私もこのごろではムシャムシャ食べているが、タイに来て間もないころは、草食動物にでもなったかのようで抵抗感があった。
最初に出会ったお花料理は、生の花をナンプリカビ(タイのサラダドレッシング)につけて食べるもの。地元の人は、皿に美しく盛られた、色とりどりの花をさりげなく口に運ぶ。なんとも優雅な仕草である……
あるとき、タイ人の友達に「サクラの花って、どんな味?」と、聞かれた。彼女は、春に日本を訪れる予定で、もうサクラサクラで夢中になっていた。
残念ながら、日本では、サクラの生花自体を食べる習慣はないと伝えると、かなりガッカリしてしまった。うすピンクのサクラは、美しいだけではなく、タイ人にはおいしそうにも見えるだ。もしかすると、日本観光中、満開のサクラの花びらを、ふと、口に運んでしまったタイ人はかなりいるのもかもしれない。
私が花に偏見がなくなったのは、菜の花もブロッコリーも花のつぼみなのだと、気がついてからである。思い直して、タイの花を食べてみると、苦味の強いものと、そうでもないものがることがわかった。
食べやすい代表は、サノーとドークカジョンだ。両方とも苦みがない。 ドークカジョンは薄緑のふくさのような花をたわわにつけている。サノーのほうはマメ科の黄色い小花で、昔は庭先に食用として植えられていた樹木だそうだ。
小花を調理する前は、プチプチと花を茎から外す気の長い下準備がある。日暮れどき、カゴを抱えて風邪通しのいい場所に座り作業開始。オレンジ色の夕日が沈んでいくなぁ〜。

 

お花のチジミ  12センチ 3枚

DSC_0112mm

材料

  • お花  2/3カップ
  • 小麦粉 1/2カップ
  • 水   1/2カップ弱
  • 塩   少々
  • ごま油 1枚につき大さじ2/3

作り方

  1. 花を茎から外す。
  2. ボールに小麦粉と塩を入れ水を加えてさっと混ぜる。
  3. 2に花を入れる。
  4. フライパンに油を入れて3を流し入れて、薄く伸ばす。
  5. ハジがパリッとするまで焼く。

日本でしたら春は山菜で作ってみてください。野山に出られる方はカタクリの花とか、食用の藤とかお花でトライしてください。

 

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