
HOME > 物語カタログ > 二年熟成『王国のナンプラー』発売
ナンプラーはタイの健康をになう大切な調味料です。ローマ時代にイタリアから伝わったもので、アンチョビの汁がルーツです。地方ごとに作られるため、内陸部では川魚が、海岸近くでは海の魚が使われています。
従来のナンプラーは必ず製造過程で砂糖が入ります。伝統のスタイルでもあるのです、砂糖の量は2〜5パーセントとかなり甘く調整します。タイ料理がやや甘く感じる方がいらっしゃるとしたらそのためです。甘味の取りすぎは健康面からも心配です。ご自分のお好みに応じてお使いいただきたいし、こだわりがある方にはお好きな甘味(メープルシロップ、甜菜糖)をお使いただけます。
丸みのある香りと、コクのある味に仕上がるまで、じっと待ちます。時間をかけて熟成発酵したものの魚臭はほどよく、タイ料理の伝統の旨味が生まれています。
安価なナンプラーには魚種を混ぜたり、魚の一部分のみを使ったものがあります。私たちは工場の目の前のラヨーンの海でとれる新鮮な八センチに成長したカタクチイワシを丸ごと使うことのどこまでもこだわります。バランスのとれた旨味の一滴を作るために材料は厳しく吟味しています。
乾季にタイの海水でつくる天日塩のみで漬け込んでいます。添加剤や防腐剤は一切使いません
魚と塩でできていますので、大豆は入っていません。
賞味期限は2年です。美味しく保存していただくには、直射日光、高温多湿を避けて、開封後は冷蔵庫に入れてください。(食塩やアミノ酸が結晶化することがありますが品質には問題ありません)
成分 | カタクチイワシ、食塩 |
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ナンプラーも醤油と同じようにクオリティーがあります。丸大豆を使って長期熟成したお醤油が美味しいように、ナンプラーも新鮮な魚を丸ごと使ってきちっと歳月をかけて熟成発酵したものは魚と大豆の差はありますが、決して刺激的すぎる風味のものではありません。熟成発酵が十分でない安価なナンプラーは化学調味料が添加され、着色料が入っているものもあります。また発酵が足りない場合は甘さが少なく、塩がかっているので、こまったことに砂糖を多く入れて味を調整しています。
『王国のナンプラー』はタイ料理全般に安心してお使いいただけます。タイカレーの決め手に、お米の麺のパッタイや汁麺に、コリアンダーいっぱいのチャーハンに、酸味のあるタイサラダ『ヤム』にと醤油の感覚でお使いください。
ローマから伝わったものだけあってイタリアンにもとてもよくいあます。トマトにナンプラーとオリーブオイルを混ぜ合わせるできあがディップは驚きです。お試しください。