タイではココナッツを「母なる木」といいます。そこから採れるものは食品からヘルスケアー用品、そしてココナッツの食器と幅広く残すところなく使われています。
ヤムヤムは食いしん坊なので、ココナッツオイルは「おいしい料理のためのオイル」として使っていただきたいと思うのです。そのために最小限の加工として、フェルターを使用してやや匂いを抑え、穏やかな風味に微調整しています。もちろんですが添加物は使っていません。 ほんのちょっとココナッツの香りを抑えると、野菜や穀物の旨みを邪魔せずバターのような風味が楽しめ、ココナッツの強い臭いが苦手な方にも食べていただけます。
ココナッツオイルを低温圧搾法で絞った後、高温の水蒸気をかけて酸価値を抑えることをしていません。昔ながらのスピードでじっくり時間をかけて絞ったオイルは酸価値がめちゃくちゃ高くなることはないのです。効率本位に高速で絞ったココナッツオイルとは根本的に違います。
ココナッツオイルは24度で液体から固体にかわります。その変化を利用するとクリームやバターとして幅広く使えます。バターやクリームを使った料理全般が乳製品なしでも出来上がります。 植物性マーガリンやクリームは固体化するために水素添加という作業がされ、この行程は自然界にはないトランス脂肪酸という物質を作り出します。私たちの体に一度入ったトランス脂肪酸は排出することが極めて難しく、身体の不調の原因になり、コレステロールあげる原因といわれています。
言葉がすぐ口から出てこない、名前が覚えられないといった症状をでたら、ココナッツオイルを使うメニューを増やしてみるのはいかがですか。アルツハイマーにならないための予防策は、肥満をまねくスナックや酒、お菓子など加工品の糖質の取り過ぎないことです。きちっとご飯を食べて、ご飯以外の糖分を控え、たっぷり野菜を摂ることと運動をすることで、脳にも体にも心にも若さがよみがえります。
ココナッツオイルをおいしく料理するコツは塩です。レシピページや南国食日記に面白くておいしい使い方を書いていきますのでごらんください。ここでご紹介しているのはトマトと塩、バジルを入れて固めた「ココトマトキューブ」パンにのせてオーブンで焼けば、あっ!という間の優雅な朝食になります。このほかにも香りマイルドココナッツオイルを使って本当のココナッツオイルの美味しさをご堪能ください。
成分 | ココナッツオイル海外認USAオーガニック証取得 |
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ココヤシとパームの違い
ひとくちにヤシの木といっても、油分の多く取れるもの、水分の多いものなど3000種類もの品種があります。そのヤシの中でココヤシという種類からココナッツ油が絞られます。パームと呼ばれるものはプランテーションとして入ってきたもので昔から南国にあったものではありません。安価にパーム油を得るための大量栽培は熱帯雨林を破壊したと言われています。パームは20年で使えなくなり、幹に薬剤を入れて腐らせて伐採します。その際の薬剤は地下水の汚染し、倒れたパームを焼く煙害は深刻で健康問題にまでなっています。