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思うこと
2015.11.2

「 オーガニックマークいろいろ 」

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ドイツのBIOFACHに行くと見たこともないオーガニックマークに出会ってしまう。オーガニックマークは管轄地域ごとに付けられるためデザインが違うのも当たりまえといえば当たり前だが、可愛いな〜。

オーガニックの理念は、世界保健機構と国際連合食糧農業機関が定めたコーデックスガイドラインによって制定されたものなので、マークは違っても基準は同じである。日本のオーガニック「JAS有機」は日本の政府が管理し、USAオーガニックマークはアメリカ政府が管轄しているというように、責任の所在が違うのだが、このこと!やや厄介な問題を生みだしてもいる。

というのは、日本国内では日本政府が認めたJAS有機マークがついたものがオーガニックとされ、他の管轄地のオーガニックマークは認められない。オーガニック表示さえ消さなくてはならない。

うん〜。厳しいからこそ安心なオーガニックなのだけど、海外からの輸入製品は、オーガニック製品と一般品の見分けがつかなくなってしまうわけで‥信念を持って栽培した生産者には気の毒なことだし、消費者にとってはもったいない事態となる。

この問題は、管轄ごとにその国の事情でオーガニック基準に微妙な違いがあるためにおこる。たとえば畜産。アメリカでは餌からオーガニックでなくてはらないが、家畜飼料の90%を輸入に頼っている日本ではそこまで追求するとオーガニックは成り立たない。

それでも近年は申請することによって、一部の国同士の間では、輸入国のオーガニックマークをつけることができるようになった。世界各地でオーガニックに取り組む人たちの製品を応援するためにも、世界共通のオーガニックマークが、厳しことだけど、柔軟に、変化を遂げて欲しいと思う。

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